小林淳一郎の鉄製品
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【Pick up the goods | 小林淳一郎の鉄製品】
ずしりと重くてワイルドな風貌の鉄のフライパンとスキレットが仲間入りしました! 金属造形作家、小林淳一郎さんの作品です。
このフライパンは一枚の鉄板を叩いて作っているそうで、よく見ると確かに、金槌(かなづち)を打った力強い跡が模様のように残っています。それもまた味わい深く、男性的なかっこよさが感じられます。朝食に食べる目玉焼きもこのフライパンで焼けば、なんだかそれだけで様になる気がします。
小林さんが作る鉄のフライパンの特徴は、鉄が厚いこと。一般的なフライパンの厚みが1.2mmほどなのに対し、小林さんのフライパンは2.3mm(スキレットは3.2mm)と倍ほども分厚い。だから熱伝導率が悪く急には熱くならないため、ゆっくりと食材に熱を伝えることができる。また、2〜3分くらいの調理時間であればフライパンの柄を素手で持っていられる熱さだそうです(スキレットは不可)。
使い方や手入れがめんどくさいのでは…?と懸念してしまいがちな鉄のフライパンですが、こちらは普通のフライパンと同じように扱っても大丈夫。オリーブオイルで油焼きをして仕上げているのでこびりつきにくく、使い終わった後は中性洗剤をつけて洗ってOK。長持ちさせるためのポイントは、長期保管する際に油を塗っておくこと。毎日使う場合は油は必要ないそうなので、鉄のフライパン初心者の方もこれなら簡単に使い始められますよ。
▲左がフライパン、右がスキレット
▲フライパン
▲スキレット
小林純一郎
金属造形作家。鉄の彫刻をつくるなか、東北の復興支援のチャリティーにアートを出品したことがきっかけで、皿やフライパンなどの実用的な鉄の作品を作り始めることに。
http://www.kobajun.com/